こだわり
株式会社カトウが工場を構える福岡県八女市は、タケノコの生産量が日本一!
タケノコは八女地区と熊本県、ぎんなんは自園の分も含めて八女地区の農家さん、
市場から仕入れています。
地元に密着した企業となることで、地域に貢献します。
タケノコは収穫から時間が経つほど肉質が硬く、えぐみが出るため加熱処理までの時間が勝負。
カトウの工場はタケノコの収穫場から近いため鮮度が高い状態で入荷できるうえ、受入れ後24時間以内に必ず加熱処理しています。
入荷状況によっては日の出前からの作業になりますが、美味しい製品に仕上げるため厳守していることです。
ぎんなんは収穫後、殻付きの状態で保存し、注文に応じて殻割より加工を始めます。
温度管理などの手間や製造リードタイムもかかるので、あらかじめ缶詰にしておく方がロスは少ないのですが、見た目も味も劣化してしまいます。
手間ひまかけた分、ぎんなん本来の味に近く、きれいな製品に仕上がります!
タケノコ、ぎんなんが育つ環境や、原料受入れ後・加工後の状態に変化がないか、しっかりチェック。
より美味しく、安全な製品をお届けできるよう、必要に応じて製造方法・品質管理体制を工夫し、独自のノウハウを更新していきます。
カトウにはタケノコ水煮を製造する他社では
あまり見られない設備があります。
自動真空包装機が4台と手動真空包装機が3台あるため、
1日に市販向け商品であれば、最大50,000パックの製造が可能です。
レトルト殺菌機では細菌の性質に応じて100℃以上で加圧加熱殺菌します。
100℃が限界の通常加熱よりも製品に高い安全性を持たせることができます。
食品の国際規格であるFSSC22000の認証を取得し、年1回の審査を受けて食品安全マネジメントシステムの継続的改善に取り組んでいます。
また、大手スーパーや流通業者のPB(プライベートブランド)製造を委託されているため、各社品質管理部の審査を受ける機会が頻繁にあります。
このように当社は厳重な品質管理・衛生管理の下で製造を行っています。
安心・安全な製品をお届けするため、各工程に管理基準を定めています。
(下記は一例です)
従業員に向けて講習会を定期的に開き、品質向上のための教育や改善活動を行っています。
また、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)コンサルタントからのモニタリングにより、徹底した整理整頓、清掃に取組んでいます。
生産工程
粘着ローラーで全身の塵埃・毛髪などを取り除いた後、
さらにエアシャワーにより異物の侵入を防止します。
入荷した原料はPH・異臭・異物混入・劣化等の検査を行い、
水洗い・整形後、自動重量選別機で計量・選別されます。
原料は自動真空包装機により充填・密封されます。
真空包装された原料は、異物混入・シール不良等の検品後、
自動連続殺菌機により96℃60分の蒸気殺菌が行われ、冷却・乾燥されます。
最終検品は金属検出機による金属混入のチェック・諸表示
P.H・異物混入等の総合的なチェックが行われます。
わたしたちの仕事